長年HISTORYを愛用してきた若手ベーシストTMMK氏が約1年の沈黙を破り、実名の"Takuma Sato"としてこの春再始動。ヴィジュアル面含め監修を手掛けた新たな楽器を手に、音楽に囚われない新たな創作活動を開始します。HISTORYではこの新たな門出を、共同プロデュースによる特別なモデルで一緒に祝いたいと考えました。
そのモデルの名は HR-BJ4R/CTM ”Ben”
HISTORY初、いや市販モデルでここまでの仕上げに挑戦したブランドは恐らく無いのではないでしょうか?
モデル名:HR-BJ4R/CTM
販売価格:税抜¥250,000(税込¥275,000)【5本限定生産】
発売日:2020年3月27日(金)
島村楽器 新宿PePe店にて5本一括で展示販売を開始(WEB販売同時スタート)
あたかも古い楽器に現代的なカスタマイズを加えたようなハイパーヴィンテージ風の外観。ハンドメイドの工房にてニトロセルロースラッカーを用い塗装されたボディは、本人自らの手でダメージ加工が施され、各個体が1点モノと呼べる芸術性を持つ外観に仕上がっています。ヴィンテージ仕様を基調とするJBスタイルに、現代的な18V仕様のアギュラープリアンプとGOTOH製ブリッジを搭載し、4弦ベースの可能性を極限まで追求した実戦志向のモデルです。
愛着を込めてTakuma Sato氏自らが「Ben」というニックネームを命名しました。
アーティストプロフィール
Takuma Sato
1997年11月12日生まれ 静岡県出身
13歳から独学でエレキベースを始める。
2015年
「TMMK」名義で、次世代スーパーベーシストプロジェクト「PROJECT B.」が主催するオンラインコンテスト「PROJECT B.[4th Online]」にて約100名の応募者の中からグランプリを獲得。PROJECT B.最年少メンバーとして参加し、SNS上で注目を集める。
2017年
渋谷駅前でのストリートパフォーマンスを精力的に行いラッパー、ハンドパン奏者、ヒューマンビートボクサー、ダンサーなど多種多様のアーティストとのセッションがSNS上で反響を呼ぶ。ストリートパフォーマンスと並行し、アーティストのライブサポートやレコーディング、ライブペイント、ヘアショーでの演奏など、多方面で活躍。
2018年
ヒューマンビートボクサー Yoh koyama と共にユニット「The.」を結成。
既存のエレキベースのイメージに囚われない幅広いプレイスタイルと、力強さと繊細さを兼ね備えたサウンドを武器に、様々なアーティストとのセッションを重ねながらベーシストの枠組みを越えた表現とクリエイティビティの可能性を追求している。
Takuma Sato氏からのコメント
破壊と創造が詰まった一本。
既存のHISTORY HGシリーズのポテンシャルとプレイアビリティはそのままに、喜怒哀楽を余すことなく再現できる器の大きさと、プレイヤーを引っ張っていってくれるような破壊力抜群のルックス。
荒く弾き倒すもよし、聴き手を包み込むもよし、クールに引き下がるもよし。矛盾とバランスを兼ね備えたスペシャルな一本だと思います。
こだわったポイント
所謂ヴィンテージ、オールドジャズベースの様な ”ハードレリック仕様のジャズベースに現代的なコントロールシステムを載せたハイブリッドベース” これが発案当初からのテーマ。レリック加工の工程(焼き)、ペグなどに金属パーツにもレリック加工が施されている点、ブロックインレイ、赤鼈甲ピックガード、22フレット仕様、トーンノブ装備、2スイッチと3バンドツマミの位置、アッシュボディ×ローズ指板などなど… ビジュアル、スペック、サウンド、“どれを取っても特別なものにしたい” という気持ちと ”それらが合わさったらどうなるのか” という好奇心の元、こだわりたいポイントが増えていきました。
こだわりの詰まった楽器がついに完成!
気になるサウンドはこちらの超絶デモ動画からご確認頂けます。Takuma Sato氏本人がこのベースを最大限に生かすフレーズで作曲し、演奏・ディレクション・編集まで手掛けた映像作品です。
youtu.be
楽器詳細情報
・外観:Takuma Sato氏本人によって独自のダメージ加工が施された唯一無二のルックスは、彼の芸術家としての側面の表れであり、各個体が世界に1本しか無い芸術作品といえます。下地から極薄のニトロセルロースラッカーで塗装されたボディは、このモデル独自のオーガニックな響きを創出。
・22フレット仕様:このモデル特注のネックは指板延長ではないディープジョイント方式。スラップ奏法では時にサムピングの際、太くコシのあるサウンドが得られる。
・ファストアクションジョイント:よりディープなジョイントで高音側と低音側でスラントさせた独自のヒール形状、ハイポジションの演奏性と低音の力強さを両立します。
・高い品質を誇るGOTOH製のブリッジを採用。ヴィンテージタイプと比較し、明瞭なサウンドと優れたサスティーンが得られます。外観と馴染むXCメッキ仕上げです。
その他、ヘリテイジウッド・ハードメイプル材を使用したネック、C.F.S.(サークルフレッティングシステム)、無漂白牛骨ナットなどHISTORYならではのスペックは健在。詳しく知りたい方は公式ウェブサイトをご覧ください。
history.gt
最後に
アーティスト、製造/開発チームが一丸となって情熱をこめて製作したモデルです。Takuma Sato氏のファンか否かは関係なく、4弦ベースを極めたつくりは、極薄塗装ならではのオーガニックな鳴り、アクティブ/パッシブ切り替えによる豊富なサウンドバリエーションなどあらゆるジャンルの音楽でその性能を発揮します。5本限定の売り切れ必至アイテム、一期一会のこのモデルをぜひとも皆様に弾いていただきたいです。遠方の方は最寄りの島村楽器でスタッフにお気軽にお声がけください。
Specifications
HISTORY HR-BJ4R/CTM
Wood Materials | Body | Light Ash 2P | ||
Neck | Heritage Wood Hard Maple 1P(Shape:U) | |||
Fingerboard | Rosewood/305R | |||
Finish | Burnt Relic Finish / Nitrocellulose Lacquer | |||
Spec | Frets | C.F.S.22F/JESCAR FW47095-NS | ||
Scale | 864mm/C.F.S. | |||
Neck Joint | Bolt-on (Fast Action Joint) | |||
Hardware | Tuners | GOTOH FB30-RELIC | ||
Nut/Width | Unbleached Cow Bone(Width:38mm) | |||
Pickups | Original Vintage Bass Type-J4/n&b | |||
Controls | 2VOL,1TONE(Passive),3EQ(Mid:400/800Hz),2SW(Active/Passive)(Parallel/Series) | |||
Pre Amp | AGUILAR OBP3SK/PP(18V) | |||
Bridge | GOTOH 404SJ/4 | |||
Strings | D’Addario EXL165 Long Scale(045-105) |
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HISTORY公式ウェブサイト
公式ウェブサイトには各モデルの紹介や最新のキャンペーン情報など盛り沢山。
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